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起業のかたち

起業を決断する人と断念する人の違い

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起業には苦悩のインキュベーション期間が必要

多くの起業家は、起業するまでのインキュベーション期間というものを経験しています。

最初は副業や転職を考えますが、やがて思考は独立・起業へと拡大していきます。「どんな起業の形態があるのか?」「どんな成功事例があるのか?」「逆に失敗事例は?」そんな調査が日夜続きますが、やがて、「一体自分には何ができるのか?」「何をやりたいのか?」「そもそもそんなビジネスで成功できるのか?」そんな不安で一向に決められません。そうこうしているうちに、9割以上のひとは起業を断念するというデータがあります。

しかし、一部の人は苦悩の末に、決心して起業しているのです。それまでのインキュベーション期間は平均2年。長いようですが、人生を賭けて会社を辞めるのですから、そのくらいの助走期間は必要なのかも知れませんね。

今いる場所の重力

多くの人は起業を断念します。その理由は、今いる場所の重力と、その重力を突破するためのエネルギーの関係を考える必要があります。サラリーマンという職業は、一般に、毎月同じ日付に銀行口座にお金が自動的に振り込まれる安心があります。希望の額に満たないとしても、安定して振り込まれますから、住宅のような高額な長期ローンも組むことができます。つまり安定収入という重力です。さらに、守るべき存在の有無です。代表的なのは家族です。これらは強大な重力として重くのしかかって来ます。起業を夢見て配偶者に相談して否定されるケースも多いでしょう。相談さえできないことも少なくありません。私の家内も超安定志向の人でしたから、私も相談さえできませんでした。

重力を突破する2つの強大なエネルギー

起業するためのエネルギーには2種類あります。一つ目は、今の現状から逃げたいという逃避エネルギーです。実際に起業する人の中には、前職の労働環境が悪かったり、精神的、肉体的に限界に来ていたり、将来が描けないくらい給与が低かったり、といった現状から逃げ出したいというエネルギーが強大だったがために起業を果たした人達がたくさんいます。

それから二つ目のエネルギーですが、これは、起業家になりたい、経営者になりたいという願望の強さ、得たい未来のエネルギーです。私自身は2015年に起業しましたが、一部上場企業の管理職で相応な給与をもらい、学生の子供4人と妻を抱えていましたので、重力は相当なものでした。しかし、長年経営的視点で会社をみていたため、会社の中での自分の役割に満足できず、いつしか世の中で自分を試してみたいという欲求が高じていったのです。この願望エネルギーはインキュベーション期間中に、様々な情報が入ってくるに従って、たんなる空想や願望がだんだんと現実味を帯びて、やがて、そのエネルギーが重力よりも勝ったときに、会社を辞めるという決断に至るのです。

起業しても失敗する場合とは

起業が成功するかしないかは、生活出来るかどうか、にかかっています。生活できるとは、預金や借金枠が底をつかないという意味です。当初は上手くいかなくても、限界に達する前にV字脱却できれば、起業が軌道に乗ることができます。しかし、軌道に乗る前に資金が底をついてしまったら、また給与所得者に戻るしかありません。世の中の起業塾には、やりたいことで起業しようとか、情熱を注げることで起業しようとか、やりたいことにフォーカスを当てた手法がよく見受けられますが、あくまでもそのビジネスで儲けられることが大前提です。ビジネスはなんでもかんでもマネタイズ出来るわけではありません。時代性というものもあります。その人の実力も大きく関与します。もしも、今のあなたがそのビジネスでは生活できるレベルの収益があげられないのであれば、そのビジネスで起業すべきではありません。どうしてもやりたければ、別途給与所得を得ながら、趣味の世界でやるべきでしょう。やりたいことをやりたいというのは趣味をやりたいということです。ビジネスとして成功したいのであれば、やりたいことだけではなく、儲かること、そしてあなたができること、にまで配慮しなければならないのです。

 

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